40のおっさんのPython学習記録

20年以上前、学部の必修のC言語が全く理解できずに同級生に放り投げ、その後コーディングから遠ざかったガチ文系のおっさんが、ふと思い立ってPythonに挑戦しています。

躓いておっさんは考えた

過去数エントリーをご覧になられた方は、おっさんの躓きっぷりを十分にご理解いただいていると思う。
ただ、おっさんは思う。おっさんがPythonを学ぶ理由はウェブサイトを作ることでも、ゲームを作ることでもない。おそらくおっさんはPythonを使って統計、データ分析や、そのためのデータファイルの処理、そしてそれらの自動化であろうと思う。思うというのは、理解しているかどうかはともかくとして9章までみんPyを読み終えた時点では、それに使えるっぽいセクションが少ないというよりも、おっさん程度の想定されるユースケースにたいして、今おっさんが躓いているあたりを完全に理解している必要はないのではないかと感じている。みんPyはPythonを通じてプログラミングというものを学びたいという人用と感じる。書名の通り「みんなのPython」なのだが、おそらくおっさんはその「みんな」には入っていないのではないかと感じる。おっさんのようにとりま、データファイルを取り回して分析して、みたいな人間にはこの本は向いていないんではないか、そして、高階関数だの、オブジェクト指向がどういうものがどうだの、おっさんに果たして必要なのか? 多分必要ないんじゃないかと思う。
Pythonスターターブックはあまりにも脈絡がなさすぎて、体系だった知識が得られそうもないと思ったので放り投げ、みんPyにやってきたが、記法等についてはみんPyはより体系だった記述があり、Pythonの作法は身についたように思う。ただ、みんPyの書いてあることを100%理解すべきかと言われるとそうでもないと考えるに至った。わからないところを無理してわかろうと時間をかけるより、さっさと新たな知識を身につけに行く方がいいのではないかと考えるに至った。
みんPyのこの後の章を見るに「10章 例外処理」、「11章 標準ライブラリを使う」、「12章 Pythonとデータサイエンス」、「13章 Python 2」ということで、10章から12章は一応読み込むべき価値はあると思うので先に進もうと思う。ただ、これまでの「6章 クラスとオブジェクト指向開発」、「7章 クラスの承継と高度なオブジェクト指向機能」、「9章 スコープとオブジェクト」については過去2週間正直躓いて停滞しているわけだが、ここに深入りはせず、次にどんどん進んでいこう。
みんPyに続いて、統計、データ処理に有用な参考書を探すことにしたい。